本年度リリース？イーターの新譜「アント」を聴いてみた藁

1976年デビュー組との事なので英国のパンクではオリジナルパンクと語られるバンドでは有りましたが当時の売りは平均年齢16歳、最年少パンクバンド www

日本でもポリドールから1977年に国内盤LP「パンクでぶっ飛ばせ（The Album）」がリリースされとります。一応、邦盤でEP「Lock It Up (パンクでぶっ飛ばせ)」「アウト・サイド・ヴュー」も発売。

一応、1枚のアルバムと5枚のシングル、3年程で解散。短命なバンド（ピストルズを含む）は結構有りましたが当時の音楽誌の情報では受験による解散だったとか藁

でっ！そのイーターの新譜が今年の3月にリリースされましたよっと！

唯一リリースされたアルバムのプロデューサーはデイヴ・グッドマン藁
知る人ぞ知るピストルズのブートレッグ「スパンク」のプロデューサーとして知られる人物です。。。

まあ、ピストルズの1st LPはバージンと契約した以降にクリス・トーマスにプロデューサー変更されたので2022年でも通用する様な分厚くクリーンな音質だと思うんですがね。

さて今回リリースされた「アント」はデイヴ・グッドマンのロフトから発見された当時紛失された音源を元に1stを再構築したとな。。。

デイヴ・グッドマンが銭儲けの為にまたやらかしたのかと思いきや2005年に他界しとるとな。。。（EX PISTOLS名義で小商いした前科があるので。。。）

【「アント」商品説明】
初期ブリティッシュ・パンク・ロックの伝説、イーターの失われたデビュー・アルバムが、この独占リリースでついに日の目を見る!

ギタリストのアンディ・ブレードは、「もしマスターテープが失われていなかったら、1977年にイーターのオリジナルアルバム『The Album』の代わりに『Ant』がリリースされたはずだ。それ以来、この完成された録音で初めて聴くことができる、意図したとおりの曲を誰も聴くことができなかったことが、ずっと気になっていた。プロデューサーの死後、彼のロフトからマスターテープが回収されたおかげで、なぜ私がこれほどまでに悩んだのかが分かるだろう。イーターの「新しい」デビュー・アルバム：「Ant」へようこそ！”

ブレードがこのリリースのために書き下ろしたライナーノーツを完全収録!

との事なのだが。。。

聴いた印象からすると…紛失していたギターのトラックを復活してみました。そして音質を落としてより雑味を注入、よりパンクっぽくしてみましたぁ〜みたいな印象藁

確かに当時この音源にてリリースしておればもう少し評価されたかもしれんのだがガキパンクの代表格みたいなバンドだったから1977年リリースのアルバムでもええんちゃうんかと。今更ながら。。。ペラペラなチープな演奏だが「THE ALBUM」の方が音質が良かったんではないかと ^^;

とても過大な評価はできんなぁーと。。。。まあ、興味がある方は聴いてみればっと。どちらが良いかは好み次第です。知らんけど。。。